@水穀の気 … 脾・胃の運化作用によって取り込まれる。
A清気 … 肺から取り込まれる。
B先天の気 … 腎精とも呼ばれ、腎に宿る。
C原気 … 水穀の気と清気と先天の気が結合して作られる。
D衛気 … 脈外を巡り、外邪から身体を護る。
E営気(栄気) … 脈中を巡り、血を生成し循環させる。
★水穀の気や清気を後天の気という。
@推動作用 … 血や津液を循環させたり、成長や発育を促す。
A温煦作用 … 体温を調節する。
B防御作用 … 外邪から身体を護る。
C固摂作用 … 血を脈外に漏らさないようにする。
D気化作用 … 物質の生成、代謝に関与する。
@血は脈中を流れ、全身に栄養(水穀の気や清気)を与える。
A全身に津液を運び、組織に潤いを与える。
B精神活動に関係する。
@津液は脾・胃の運化作用により取り入れられ、組織を潤す。
A肺の宣散により全身の皮膚に送られ汗として排泄される。また、粛降により腎、膀胱に送られ尿として排泄される。